記憶のカケラ | 刹那的雑記

記憶のカケラ

空が紅く染まり

記憶のカケラが舞い散る中で

あなたの想いは 声を失い 折れる

紅い光は カケラを照らし 美しく儚くとも

切なさだけが 輝き始める

あなたの指先が 僕を導く道しるべなら

それはきっと あなたの体を刻む 優しい痛みを伴う過程

僕が進む先に あなたがいなくとも

それがあなたの想いのカタチなら 

僕は 記憶のカケラを握りしめ 進むことを誓う

例え このカケラが いつかは砂のようにこぼれ落ちるとしても・・・