ケンシロウ | 刹那的雑記

ケンシロウ

こんにちは、今日は僕のスロット引退までのお話です。

そもそも僕は某パチ屋でアルバイトしていたんですが、それまで一回もパチンコなんてやったことはありませんでした。
んで、先輩が言うわけですよ、覚えないとやりづらいぞって。

ってことで、僕はこれもバイトを今後円滑にやっていく為の自己向上作業だと思い、スロットにはまりましたよ。

うん、自己堕落

そもそもスロットなんてのは、5日通って一回勝てるくらいのもんです、僕なりの統計では。それでも世の中には強い人もいるから、勝ちまくりだぜ、うへへへへへ って人もいらっしゃるようでうらやましい限り。

それでもあれは麻薬みたいなもので、大学2年の時は何を間違えたか、朝の講義の時間に教室を間違ったのかわからんが、いつもパチ屋の前に並んでました。うん、熱心な生徒が今日も多いなって思ってた。

まぁそれはいいんですけど、つい最近はもうそんなにスロットに行くことも無くなってきたんですね。っていうのも軍資金が無い。
前は3万とか持っていってて、負けてもあいたたくらいで乗り切ってたんだけど、今3万負けたら店の前でうずくまって、泣き出しそうだもの。

そんなこんなで、スロット引退式に出かけました。

相手は「北斗の拳」。今大フィーバー中の熱い機種ですね。

どの店も北斗は入れとかんとあかんってな勢いでやってるくらいフィーバー。

それで店内に入ると、聞こえてくるわけですよ。

「アタタタタタタタタタタ」

「あびし!!」

とか。

そんな画面を真剣に見つめながら3つのボタンをきちがいの様に押しまくる客。いや、若い子はええよ。まだわかる。

じいちゃん、震えてるから。手が。

そこでケンシロウが言うわけですよ。

「ラオウよ、天に帰るときがきたのだ!」

いやいや、じいちゃん、まじで帰りそうだから。
帰るっていうか、召されそうだから!

んでラオウがいうわけですよ。

「ぬかったわ!ケンシロウ!!」

いやいやいやいや、ぬかりすぎだろ!
じいちゃん天に帰るって!
ぬかったわじゃすまんて。店長呼んでこい。


まぁ僕の心配をよそにじいちゃんは5箱くらい出してましたわ。




うん、僕がぬかった。

ってか、僕が天に帰りそうだった。



二度といくもんか。