サクラ チル そして サキミダレル | 刹那的雑記

サクラ チル そして サキミダレル

日だまりの中

僕の時間と共に 色褪せながら色づいた桜の木は

散りゆく事に 儚くとも美しい想い出を残す

それは刹那の切なさだと言い

僕が未だ此処に立ち止まる事に 意味を与える

僕は散る事に意味を求めた

だけれど 散る前に咲き乱れる事を忘れていた

そして散りゆく中で また咲き乱れる季節を


此処に立ち止まる意味は きっとまた咲き乱れる自分を

あなたに誇らしげに 見せたいからかもしれないね

何度でも散る

その度に 季節は巡り

僕はまた 咲く