優しさに触れた | 刹那的雑記

優しさに触れた

ありがとう 僕を愛してくれたたくさんのあなた

そして はじめまして 

これから僕を愛してくれる 一人だけのあなた

僕は 愛を知った振りして 一人で膝を抱えていたね

本当はとても寂しかったよ 泣きそうだったよ

それを見つけてくれたのは あなただったね

棘で全身を覆った 捨て犬のように怯える僕を

君は傷つくことも恐れずに 優しく抱きしめてくれた

僕は その温もりに うれしくってうれしくって

ただうれしくって 目を閉じて また泣いたんだ

だから今は立ち上がるよ

あなたの鎖に繋がれて 僕はあなたを守ろう

あなたを脅かす全てのものから 僕の全てを盾に

あなたの優しさを ただただ守ろう

いつか僕が 滅びても

あなたが後ろで見守っていてくれるから