私の頭の中の消しゴム | 刹那的雑記

私の頭の中の消しゴム

見てきました。はっきりいって、初めてCM見たときは、まぁ良さそうな感じではあるけどなぁって雰囲気で、

正直そこまで惹かれてはいませんでした。

ただ、記憶喪失という部分では、自分も卒論のテーマにしようか思った程深く考えた事もあるので、

もし暇だったら見に行こうとでも思ってました。


が・・・。弟がこの映画を先に見てきたらしく、これは映画でみないとダメだというのですね。

俺は映画は月に4回くらいいくんですけど、他の人の感想はほとんどあてにしません。

ですが、弟の感想は結構参考になるので、それだったら行くかと行ってきました。


感想から言うと・・・最高です。

最高という言葉が陳腐になるくらいかな。

これも人それぞれの感性なので分からないけどぶっちゃけ久しぶりに映画館で泣きました。


作り物でありながら、そうではない現実と密接にリンクした世界。

記憶という物を、的確に捉え、それが失われることによって生じる事象。

それらを見事に表現できていました。


っていうか、愛のすばらしさっていうか、そういうものを感じた。


主人公2人のキャスティングもベスト。

特に女性の方は完璧です。


もし、自分の愛する人がこういう状況になったら、俺はきっと同じ選択をするとおもいます。

損得じゃない。守りたい人がいるから、守る。

もし、自分が忘れられても、守りたい。

その気持ちを忘れずにいきたいな。



刹那的評価:95点